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伊勢角屋麦酒社長のウェビナー参加とその著書「発酵野郎!」を読んでみた!

こんにちは!ビール大好き女子いむらです!

最近、TwitterやInstagramさんが、「こいつはビールめちゃくちゃ好きだぞ」とわかってきたのか、やたらとビール関連の広告を挟んできます。

“家庭用生ビールサーバー”や“クラフトビール定期便”など、ついついポチッてしまいそうになりますね。

そんな中、先月こんな広告が流れてきました!

なんと、あの!日本のクラフトブルワーを牽引する伊勢角屋麦酒の鈴木成宗社長が、醸造家向けに“どうやったら売れるビールを作れるのか”を語ってくれるというのです!

しかも無料!!!!

これは聞くしかないですね!!

結局、通信障害などがあり視聴できたのは今月になってしまったのですが……。

その内容があまりにも良かったため、買ったものの読めずにいたこの本をとうとう開いてしまいました!

そうです、『発酵野郎!-世界一のビールを野生酵母でつくる-』です!!

鈴木社長の微生物愛が余すところなく醸し出された名著でした。

何かに挑戦している方、生き物が好きな方、商売人も職人も、決して読んで損はないかと思います!

さて今回は、ウェビナーと『発酵野郎!-世界一のビールを野生酵母でつくる-』から得た、鈴木社長の名言を特集したいと思います!

伊勢角屋麦酒のビールを飲みながら読まれることをおすすめします!笑

「ビールは生き物」

これ!!その通りなんですよ!

昔、なんの気なしに「ビールは生き物なんですよ」って言ったら、ビール玄人ではない周囲の人々に笑われたことがあります。

その時は「なぜ笑われてるんだ?」と疑問に思いましたが、最近ようやくわかってきました。


つまりみんな、ビールは“工場で大量生産された画一的な商品”と思ってるんですね!?

ぜーんぜん違います!!!!

いつもと同じ原材料、同じ気温、全て同じ環境でも、酵母の機嫌が悪ければ、発酵は始まりません。

酵母は微生物、つまり生き物ですから、調子の良い時も悪い時もあります!

人間だって、毎日が絶好調なんてあり得ないですよね。

発酵が終わって酵母を除去した後も、温度や光や衝撃で、ビールはすぐに機嫌を損ねます。

酵母入りのビールならなおさらです。

逆に、丁寧に丁寧に扱って、良い環境を最後まで整えてあげると、ビールは大変喜び、本来以上のポテンシャルを発揮したりします。

だから愛情を持って接してあげること、感謝の気持ちを忘れないことが大切です。

皆さんもぜひグラスなどにこだわって、愛でながら飲んであげてくださいね!

「お客様に喜んでいただけなければ存在価値はない」

アルファ・ラバル 無料オンラインウェビナーですごくいむらに刺さった言葉がありました。

「ビールなんてどこでも売ってる。
そんな中で、我々はクラフトビールを作っている。
そもそもビールなんてなくても生きていける。
お客様に喜んでもらえるものでなければ、存在する価値がない」

これぞクラフトマンシップ。。

伊勢角屋麦酒には、「世界大会で受賞できるものでなければ出荷しない」という決まりがあるそうです。

だから、新工場に移転した際にはうまくいかなかった8000ℓのビールを廃棄したんだとか。

そのこだわりの強さが、世界中の賞を総なめにした実績に繋がっているんですね。

「散歩のついでに富士山には登れない。富士山に登る装備ではエベレストには登れない。」

“伊勢から世界へ”を掲げて創業した伊勢角屋麦酒。

世界のコンペでの優勝をめざす鈴木社長が一番はじめにしたのは、国際的なビール品評会の審査員になることでした。

「世界を獲るためには、世界を知らなければならない。」

本当にその通りですね。

何がおいしいのか、どういうものが選ばれるのかを知らなければ、作ることはできません。

……と、簡単に言いますが、国際コンペのジャッジなんて簡単になれるものではありません!!

官能評価の才能ももちろん必要ですが、好奇心を持つこと、何より行動することが大切です。

そのフットワークの軽さが成功の秘訣なんだなと実感いたしました。

クラフトビール業界は下りのエスカレーターをのぼるようなもの

「流行り廃りも激しいし、大手も続々と参入している。同じ所にとどまるのにも、のぼり続けなければならない。手を抜いたら一気に下がってしまうし、どちらの足でどのような速度でのぼるのかを瞬間的に決めなければならない。」

『発酵野郎!-世界一のビールを野生酵母でつくる-』より引用

『発酵野郎!-世界一のビールを野生酵母でつくる-』の中で幾度となく出てくる、「スピード」という言葉。

ちょうど最近、雑誌PRESIDENTで、“ビジネスにおいてはスピードが命”というような記事を読んだばかりだったので、「なるほどやっぱりそうやねんな〜」と納得いたしました。

特にクラフトビール業界は、コアなファンが密で情報が速いので、常にアンテナを張っていないと取り残されてしまいます。

全速力で駆け上がり続ける姿勢が大事なんですね。

伊勢角屋麦酒が見せるこれからの世界を楽しみにしています!

ビールが好きなら絶対!何かを頑張ってる人にも読んで欲しい!

伊勢角屋麦酒の鈴木成宗社長の言葉から、特に感銘を受けたものをご紹介いたしました。

少しでも興味を持っていただけたら、伊勢角屋麦酒のビールを飲みながら、『発酵野郎!-世界一のビールを野生酵母でつくる-』を読んでみてください!

きっと何か得られるものがあると思います!!

伊勢角屋麦酒を使ったマリアージュはこちら↓↓↓


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最後に。

このウェビナーは、アルファ・ラバル株式会社という、酵母の遠心分離装置のメーカーさんによるオンラインセミナーでした。

改めて、素晴らしいウェビナーを開催していただいたアルファ・ラバルさんに感謝を申し上げます!

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