よく「いむらさんに紹介してもらって、はじめて美味しいと思えるビールに出会えた!」と言われます。
本当に嬉しいですね。ビールの素晴らしさを人に伝える活動をしていて本当に良かった!と思います。
あなただけじゃない!ビール選びにみんな悩んでます!
皆さんの中にも
「店員さんおすすめのビールを飲んでみたけど、もうひとつだった」
「話題のクラフトビールを飲んでみたいけど、何から飲んだらいいのかわからない」
「一杯あたりが少し高価だから、失敗しないように選びたい」という方
また「お客様から『おすすめで』と言われるのが一番困る」
「どんなビールをおすすめしたら良いかわからない」というスタッフさんも多いのではないでしょうか?
この記事ではそんなお悩みを解決したいと思います!
いむら式ビール選びフローチャート
かなり前ですが、『世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方』(山口直樹 著/ディスカバー携書)という本で、”コーヒー派か紅茶派かでワインの好みを見つける”という方法が紹介されていました。
とてもおもしろい方法だったので、私もビールで真似させていただき、フローチャートを作ってみました↓↓↓
①を選んだアナタにピッタリのビール
スタウト、シュバルツ、アルト、ストロングゴールデンエール
②を選んだアナタにピッタリのビール
ポーター、ドゥンケル、イングリッシュブラウンエール、トラピスト、アビィ
③を選んだアナタにピッタリのビール
ベルリーナ・ヴァイセ、アメリカンIPA、ランビック
④を選んだアナタにピッタリのビール
メルツェン、バーレイワイン、フランダースレッドエール
⑤を選んだアナタにピッタリのビール
ペールエール、イングリッシュIPA、フランダースブラウンエール
⑥を選んだアナタにピッタリのビール
ケルシュ、へレス、セゾン、ベルジャンホワイトエール
⑦を選んだアナタにピッタリのビール
ヴァイツェン、フルーツビール
*かなりざっくりとした分類です。玄人の方からすると「トラピストにも色々あるのでは?」などのツッコミどころも多々あるかと思いますが、あくまでも初心者さん向けの指標なので悪しからず。。
提供する側のオススメの見極め方!
ここからは提供する側(主に飲食店の接客スタッフ)向けの提案です。
お客様から「おすすめで」と言われること、多いですよね。
でも、ビールは決して安いものではないので、売り手のプライドにかけても好みを外すわけにはいきません。
私は最初の頃、「普段はどんなものを飲まれますか?」と聞いていました。
そこで大手メーカーを挙げる人もいれば、「普段はハイボールばっかりやねん」という人もいれば、「ベルギービールは好き」と言ってくれる人もいて、好みの傾向が絞りやすいからです。
しかし最近発見したんですが、お客様が「ビールは苦手なんだけど」とおっしゃっている場合は「どういうところが苦手ですか?」と尋ねると良いでしょう!
「苦いのが無理」「炭酸が苦手」などと返していただけるので、それらの対極に位置するビールをおすすめすると、高確率で「こんなのはじめて!おいしい!!」と言っていただけます。
またこれもフローチャートを作りたいですね!
ちなみに。。
私もよく「一番好きなビールは?」と聞かれるのですが、もちろんそんなものはございません。
すべてのビールを平等に愛しています。
でも、しいて言うならランビック、ラオホ、ウェストコーストIPAが好きです。
最近いただいたおもしろい質問で「今後の人生で1種類の銘柄しか飲めないとすれば?」というのがありましたが、その答えはミュンヘンのレーベンブロイです。
以上を参考に、皆さんも運命の1杯と出逢ってくださいね!!!