早いもので、あっという間に12月ですね!
今年は激動の1年でしたね。皆さんはどんな師走を迎えておられますか??
さてさて、12月と言えば!そう、クリスマスですね!!!
「一緒に過ごす相手がいないんだよー、思い出させるなよー!」と思われた方。安心してください!!私もです(笑)
クリスマスを共に過ごす大切な人がいる人も、いない人も、今日ご紹介するクリスマスエールで私と一緒にエア乾杯しましょう!!!
クリスマスエールとは?
その名の通り、クリスマスの時期に飲むために作られるエールビールのことです!
冬の間中楽しめるので、ウィンターエールとも呼ばれます。
各醸造所が「うちのクリスマスエールは、これです!」と言って作るものなので、特に決まったスタイルを指すものではありません。
多くのクリスマスエールに共通する特徴としては
クリスマスエールの特徴
・アルコール度数が高い(冷えた身体を温めるため)
・濃く暗い色合い・濃厚な味わいでフルボディ
・ハーブ類(アニスやクローブ、シナモンなど)が使われている
寒い冬の夜、ちびちびと飲むのがおいしいビールです。
日本人がイメージする“ビール=キンキン、ゴクゴク、ぷはー”とは真逆のビールです!
そんな各醸造所こだわりのクリスマスエールの中でも、特にメジャーな4銘柄をご紹介します!
特にメジャーなクリスマスエール
シュフ・ナイス
全てのビールの中で、かわいいラベルランキングがあるとすればトップ3には必ず入るであろうシュフシリーズ。
もちろんおいしさも申し分ないので、シュフはベルギービールの中でもいむら一推しのビールです!
シュフシリーズのクリスマスエールが、シュフ・ナイスです。
タイムの香りと、大麦由来の焦げ香ばしさがフルーティに香る逸品です!
グーテンカルロス・クリスマス
シュフシリーズに続き、グーテンカルロスもいむら 一推しのベルギービールです!
特にクラシック!!
味わい深いのに飲み飽きない、非常にバランスの取れたビールです。
グーテンカルロスとは、ビールが大好きだった神聖ローマ帝国の皇帝の名前に由来しています。
グーテンカルロス・クリスマスは、アニスやリコリスなどのハーブを数回に分けて投入しています。
クラシックと比べると、舌にぴりぴりとした刺激と強いアルコール感があるのが特徴です。
蜂蜜やポートワインのような香りもあり、身体が温まります!
デリリウム・クリスマス
日本にもデリリウムカフェができたので、デリリウムを飲んだことがある方は多いのではないでしょうか?
代表銘柄のデリリウム・トレメンスは、「アルコール依存症患者の震えと幻覚」という意味です!
描かれているピンクの象などの動物は、中毒症状が進むと見えてくる幻覚を表している素敵ビールです!
デリリウムは基本的に味が強い!存在感が半端じゃない!!
それはクリスマスでも同じで、ハーブ感やアルコール感などの強い刺激が押し寄せてきます。
これを飲めば、サンタが訪れる幻想が見られるかも??
ちなみに、デリリウム・クリスマスのラベルは“スキーをする象”や“スケートをする象”など4種類ほどあります!どれもかわいいですよ。
ゴールワーズ・クリスマス
ラベルのサンタクロースが特徴的な、メジャーなクリスマスエールです。
味わいは典型的なウィンターエールで、リコリスの風味が強くコリアンダーやプラムの香りも感じられます。
ドライ感もあるので、今日紹介した中では一番バランスが良くアルコール度数も低いビールです!
クリスマスのような特別な夜は、特別なビールで!
今回はクリスマスエールの超代表的な4ビールをご紹介しました。
しかし、おいしいクリスマスエールはもっとたくさんあります!!
また毎年レシピが違う醸造所も多いので、その年によって味わいが変わるのも面白いところですね。
今年の聖なる夜は、ぜひおいしいエールをお供にお過ごしください!