とうとう緊急事態宣言が出てしまいました。
昨年の今頃と同じように、不要不急の外出を控え、なるべく自宅に引き篭もる必要がありそうです。
そんな中、お家飲みを楽しくする方法に注目が集まっています!!
スーパードライの生ジョッキ缶発売や、KURANDの酒ガチャなどは顕著ですね。
今日ご紹介するのは、キリンビールが提案する“お家で樽生ビールを楽しむ定期便”会員制 生ビールサービス「キリンホームタップ」でございます!!!
テレビでは中井貴一さん、天海祐希さん出演の素敵なCMが流れていますね。
いったいどんなサービスなのか、詳しく見ていきましょう!
ホームタップとは
月額制で樽生ビールが届く、会員制のサービスです!
コンセプトは「Tank to Glass(タンクからグラスへ)」。
“工場でしか飲めないできたての味を、家庭へ届けたい”という想いから開発されたシステムです!!
ここがすごいよホームタップ!
①工場できたての味
皆さん、ビールの工場見学に行かれたことはありますか?
このブログの読者さんなら、ほとんどの方がどこかしらの工場へ見学に行ったことがあるのではないでしょうか。
そこでできたてのビールを飲んだことがある方なら知っていると思います。
普段飲んでいる同じ銘柄のビールと、同じなのに全然違う!!
ビールは生き物なので、日光にあたる・高温にさらされる・酸素に触れる……などはもちろん、揺すられる・時間が経つだけでも劣化してしまいます。
つまり、
工場
↓
配送センター
↓
酒販店
↓
家庭
などの流通を経ているビールは、味が落ちていて当たり前なんです!
その点、ホームタップは
工場
↓
家庭
なので、劣化の要素を極端に減らすことができます!!この一点のみでも激アツですね!
②いろいろな味わいのビールを楽しめる
キリンさんのいち推しは「一番搾りプレミアム」のようですが、他にもスプリングバレーの496やon the cloud、グランドキリン各種、ブルックリンラガーなどが選べるようです!

SNSをチェックしたところ、時期によってはフレッシュホップのビールも飲めるようです………!!
これが本当なら、それだけで契約する価値があります!!!
③注ぎ方で変わる味わい

日本でよく使われている他のサーバー同様、手前に倒すと液体が、奥に倒すと泡が出てきます!
この泡がクリーミーで素晴らしい!!
缶ビールや瓶ビールでは真似できないきめ細やかさですね。
泡はビールにとって蓋の役割をしてくれるので、きめ細やかで消えにくいのは重要なんです!
注ぎ口はとても細いホースなので、勢いよくビールが飛び出ることもありません。
業務用のビアサーバーに慣れていない方でも、うまく注ぐことができます!
グラスに液体を当てる角度、泡の比率などでも、味わいの感じ方が変わってくるので、いろいろ試してみて好みを探してくださいね!
ビールの注ぎ方の記事も以前に書いたので、そちらも参考にしてみてください!
④扱いやすい

ホームタップの最初のモデルは、素人さんには扱いが難しく、泡だらけになってしまう事もあったそうです。。
しかし顧客からの要望を受け、1年間の改良を経て、現在ではとても簡単に扱えるようになっています!
ホームタップの公式ホームページに、取り扱い説明の動画へのリンクが貼られています!
こんなわかりやすい説明があったら安心ですね。
安い買い物ではないからこそ、本当に顧客に満足して欲しいという強い思いを感じます。
考えられる懸念点
ここまで、ホームタップのすばらしさを紹介してきましたが、反対に懸念となるポイントも考えてみました。
①金銭的に高価である

Googleで“ホームタップ”と検索すると、予測変換で“ホームタップ 高い”と出るほど、高額であることが気にされているようです。
実際のお値段は・・・
ホームタップのプラン
・月額基本料金は2,900円(税抜)
・ビールは1ℓ2本セットを月2回のお届けで4,600円(税抜)
・ビール4本セットが月2回届く11,300円(税抜)のヘビープランも
つまり、一番安いプランでも、ひと月で7,500円(税抜)です。
そこで届くのは、1ℓ×2本×2回=4ℓ。
正直な話、飲食店でクラフトビールを飲み慣れている私からすると、そこまで「高すぎるー!」とは思いません。
ざぁ〜っくり計算すると、ハーフパイントで500円くらいになるので「ま、そんなもんかな。」という感じです。
ただ、家計をなんとかやりくりしている方からすると、違った印象になるでしょう。
ビールを我慢して発泡酒や新ジャンルを飲んでいる層からすると、決して普段飲みにはできません。
キリンビールさんも「超嗜好品として、たまの楽しみにしていただければ」というようなことをおっしゃっています。
お花見などのイベントや、週末の楽しみとして、特別な時間を彩るものにするのが良いでしょう!

②飲みすぎる
実際に利用されている方に「デメリットはなんですか?」と尋ねたところ、一番に返ってきた答えは「飲みすぎてしまうから困る」というものでした。
おいしすぎて、ついつい追加注文をしてしまうそうです。
特に、限定ビールが出ているときは「絶対買っちゃう」とのことでした。
開栓する日を先に決めておき、それに合わせて注文する。
それ以外の日は、飲まない!!という強い意志が必要なようです。
③冷蔵庫を圧迫する
こちらも実際の利用者からのご意見です。重ねて積むことのできない、ロケット型の1ℓのペットボトルは冷蔵庫のスペースを圧迫してしまうそうです。
飲む直前に届くように注文するなどしておかないと、台所の主の怒りを買いそうです。。
※ホームタップの生ビールは要冷蔵なので、常温保管は厳禁です!!!
お家で最高のビール時間を過ごしたい人にはピッタリ!
ビール飲みからすればメリットのようなデメリットがたくさん並んでしまいましたね(笑)
一番大事なのは「本当においしいかどうか」ですよね??
百聞は一見にしかずというわけで、ホームタップの生ビールと同じ銘柄の缶・瓶ビールを飲み比べてみました!!
そのレポートは次回の記事でご紹介します!お楽しみに!