長く続く雨降りで少し涼しくはなりましたが・・・
その分湿気でムシムシムシムシムシムシ....×100000
そんなムシムシを吹っ飛ばしてくれるビールに今年は出会えました!
毎日のようにリピートしてます。
飲みやすいし栄養価高いし、素晴らしい夏バテ対策です。
最近、JR西日本限定でもこんなビールを見つけました!
セゾンビール、増えてきてますね!嬉しい限りです。
そんな折、いつもブログを読んでくださっている方から質問をいただきました。

多くの方には、まだセゾンがビアスタイルの名前だということも認知されていないんですね(そりゃそうか)
というわけで、今回はセゾンってどんなビール?代表銘柄は??
についてご紹介します!!!
早速見てみましょう!
セゾンってどんなビール?
ヱビスのセゾンには、こう書かれてあります。

実は、これが全てなんです!
セゾンはベルギーの農民が、夏の農作業の合間に飲むビール。
それ以外の決まった特徴はありません!
各家庭のお味噌汁の味が違うように、当時は自家製ビールだったセゾンも家庭ごとに味わいが異なっているんですね。
概ね共通して言えるのは
セゾンに共通する特徴
・ホップ感>モルト感
・ハーブやスパイスを使って、さっぱりと飲めるように仕上がっている
・初春に仕込んで夏まで貯蔵するので、瓶内二次発酵させているものも→炭酸が強く、酵母の香りがつく
・アルコール度数は低め
です!!
どれも夏にさっぱりと飲むのに適した特徴ですね。
ラガービールのない時代から飲まれているビールなので、エールの中でもごくごくと飲むのに適したスタイルです!
アルコール度数は低めとありますが、5%程度のものが多いです。
しかし定義としては4.4〜8.4%。
これより低くすると、アルコールのおかげで抑制されていた雑菌が繁殖してしまい、長期貯蔵に向きません。
9%程度でもセゾンと認められたビールもあります!
仕事の合間に9%のビールを飲むなんて、日本ではあり得ないことですね。
セゾンの代表銘柄
セゾン・デュポン

セゾンの代名詞!!
本場ベルギーで昔ながらのレシピで作られている、デュポン醸造所の看板ビールです!
色はオレンジがかった明るい黄色。
香りはホップの特徴がよく出ていて、スパイシーな香りやイースト香、田舎っぽい土のような香りも追いかけてきます。
ホップの苦味と旨味、酸味のバランスが非常にとれています!
さっぱりしていてごくごく飲めるのに、しっかりボディを感じることができる、すばらしい仕上がりです。
僕ビール、君ビール

皆さんが最も身近なセゾンといえば、こちらではないでしょうか?
ヤッホーブルーイング発、ローソン限定販売の『僕ビール、君ビール。』、通称『かえるビール』です!
黄色のパッケージになってから、かなり柑橘の香りが強くなりましたね。
発売当初の白いパッケージの頃は、もう少し香りが穏やかで落ち着いていました。
今のレシピは、ホップ至上主義というか、“アメリカンホップをたくさん入れて柑橘の香りを華やかに出していこう!”という最近の流行を感じます。
汗をかいたあとなどにごくごくと飲みたいビールです!
僕ビール、君ビール。は和菓子のマリアージュの記事でも登場しています!
残暑はセゾンで乗り切ろう!
冒頭で紹介したように、ヱビスやクラフトブルワリーからも続々とセゾンが発売されています!
ちなみに、ヱビスのセゾンはセブン&アイグループ限定販売のようです!
今夏に発売されたものはどれもレベルが高い印象がありますね。ステイホームによるリピートを目指しているのでしょうか。
セゾンは銘柄ごとに特徴が違うので、皆さんもいろいろ飲んでみてくださいね!
おいしいセゾンがあったらまた教えてください!!
さて、次回は!皆さんのご期待通り、セゾンを使ったマリアージュのご紹介です!!
楽しみにお待ちください!