前回は南ドイツのヴァイツェンをご紹介しました。
今回はヴァイツェンに合うお料理を紹介します!早速見ていきましょう!!
ヴァイツェンに合わせるお料理は!
今回ヴァイツェンに合わせるのは、ペスカトーレです!
ペスカトーレとは「漁師風の」という意味で、魚介類とトマトソースのパスタのことです!
トマトの酸味と魚介の旨味が合わさった、奥深いコクのあるお料理です。
パスタもヴァイツェンも、主原料は小麦です。
だから自然と馴染むんですね。
ただし!ホワイトソースなどにしてしまうと、小麦の主張が強すぎて重く感じ、途中で飽きがくるかもしれません。
オイルソースも悪くありませんが、ヴァイツェンよりもっと軽やかで苦味のあるスタイルの方が合うでしょう。
そこで、トマトソースの出番です!
ヴァイツェンは甘味が主体で、苦味はほとんどありません。
そういうビールには、酸味のあるお料理がよく合います。
魚介の旨味が溶け込んだトマトソースに、甘味主体のヴァイツェンを合わせることで、全体がバランス良く調和します。
どんなヴァイツェンが良いの?
ヴァイツェンならどんな種類でもよく合いますよ!
軽いロースト香のあるヴァイスドゥンケルは、魚介の旨味を引き立てます。
クリスタルヴァイツェンも飲み口が軽やかなので、パスタがすすみます。
具材や麺を変えて、いろいろなヴァイツェンで試してみてください!
一番最初の写真は、山口地ビールの瀬戸内ヴァイツェンです!
芳醇なバナナ香の贅沢なビールで、とてもよくペスカトーレに合いました。
いむらの仮説の検証のために実際に食べ比べてみた!
こちらはフランツィスカーナーのへーフェヴァイスで、パスタ2種類で食べ比べたときのものです!同時に一人前を2つ食べました
トマトの有無だけを変えたのですが、やっぱりトマト有りの方がよく合いました!
こんな感じでお料理の細かい違いでのビールの味わいの変化を楽しむのもアリだと思います!
続いては、マスターによる基本のトマトソースとペスカトーレの作り方です。
今回紹介したペスカトーレだけでなく、トマトソースが作れればお料理の幅がめちゃくちゃ広がります!!次回もお楽しみに!