前回の記事で、ヴァイツェンがどんなビールなのかを紹介してきました!
今回の記事ではそんなヴァイツェンの代表的な種類とその特徴を紹介していきます!
いろいろあるヴァイツェン!
へーフェ・ヴァイツェン
へーフェとは「酵母」のことです。
瓶の中で二次発酵していて、酵母が入っているヴァイツェンのことです。
酵母は残さずに飲んでしまう事が多いと言われています。
一般的に、ヴァイツェンと言えばこのへーフェ・ヴァイツェンをさします。
クリスタル・ヴァイツェン
酵母とタンパク質の濁りを取り去って、透き通るようにしたヴァイツェン。へーフェよりも軽やかです。
ヴァイスドゥンケル
ドゥンケルとは、麦芽を少しだけ焦がして暗めの色を出したビールです。
それのヴァイツェンバージョンですね。
ちなみに、ヴァイツェンとヴァイスはほぼ同じものをさします。
ヴァイツェン・ヴァイス論争は長くなるので、また改めて記事にしますね。
ヴァイツェン・ボック
ハイアルコールのヴァイツェンです。
必然的に色も味わいも濃くなります。
「どしん!がつん!甘くてうまい!!」なビールです。
ヴァイツェンは他の小麦ビールとは違うの?
今までの記事では、小麦を使うビールとしてベルジャンホワイトをご紹介しました。
違いをひと言で言うと、“ベルギービールかドイツビールか”
つまり“麦芽とホップ以外を使ってもいいかどうか”ということにつきます。
ベルジャンホワイト→オレンジピールやコリアンダーシードOK→フルーティでスパイシー
ヴァイツェン→副原料だめ+ヴァイツェン酵母じゃないとだめ→重みがあってバナナっぽい
どちらも「ビールが苦手」「苦いものは飲めない」という方にはおすすめのスタイルです!
実はヴァイツェンには特有の注ぎ方も存在します!
注ぎ方も変える事で普段とは更に一味違ったヴァイツェンらしさも楽しんでいただけますよ!
注ぎ方に関してはコチラの記事を参考にしてくださいね♪
いむらのおすすめヴァイツェン
いむらのおすすめヴァイツェンをご紹介します!
パウラナー へーフェヴァイス
ミュンヘンの6大醸造所のひとつ、パウラナー です!
サッカーチームのバイエルンミュンヘンのスポンサーと言えばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
王道を飲んでみたい本格派におすすめです!
フランンツィスカーナー
麦芽のコクがあり、グラスを傾ける手が止まりません。
旨み・コクと飲みやすさのバランスが最高峰のヴァイツェンです。
小樽ビール ヴァイス
最初に飲んだときは「日本でこんなにうまいヴァイツェンが作れるのか」と感動しました!
繊細で奥深い味わいで、ぜひ試してもらいたい逸品です。
次回の記事ではヴァイツェンを使ったマリアージュをご紹介します!
いったいどんなお料理が登場するのでしょうか??
お楽しみに~!