ホップの毬果が収穫の時期を迎えました!!!
なんという愛らしさでしょうか。
私のホップは超マイペースなので、まだ毬果の赤ちゃんが生まれてきています!
農園さんで栽培されているホップは、もう刈り取られて加工されている頃なんですが。。
寒さに負けず、最後まで実るように見守ります!
今日ご紹介するビールとは違うビールですが、ホップを収穫し、ビールに入れて飲んでみた動画もUPしているので是非見て下さいね~!
さてさて、ホップが収穫されたということは、“フレッシュホップ”のビールが出てくるということです!!
今回は、フレッシュホップを使ったビールと、それに合うお料理のマリアージュをご紹介します!
フレッシュホップとは?
ホップは植物です。
採れたてのホップは瑞々しく、香りも華やかです!
しかしその水分を抜かないと、そのままでは腐ってしまいます。。
だから乾燥させたりペレットにしたりして、保存しやすく加工します。
よなよなの里様より引用
ただ、加工してしまうと、瑞々しさが失われ、ビールにとって必要な“ルプリン”という成分が壊れたり、香気成分がとんでしまったりしちゃいます。
そこで、一年に一度のホップ収穫の時期に、「採れたてのホップを加工せずにビールに入れよう!」というお祭りが開催されます。
そう、お祭りです!
収穫祭なんです!!
『日本産ホップ推進委員会』という組織が主となり、“フレッシュホップフェスト”として、このお祭りは全国に展開されています!
あなたの行きつけのお店でも、フレッシュホップのビールが飲めるかもしれません!
また今年はオンライン販売なども充実しているようですので、各種HPなどを確認してみてくださいね!
そんなフレッシュホップビールにマリアージュさせたのは!?
マリアージュさせたのは2年前。
コロナ禍に入る前で、タップマルシェでフレッシュホップのビールが飲める頃でした。。
ビールは2種類、お料理も2種類用意しました。
ひとつめのビールは、SPRING VALLEY BREWERYのHOP FEST 2019です!
ベースのビールはペールエールで、ホップのグラマラスな香りが華やかなビールです!
口当たりが非常にスムーズで滑らか、ひっかかるものが何もないので、するすると飲めてしまいます。
遠野産ホップ「IBUKI」のポテンシャルをよく表したビールです!
ふたつめのビールは、常陸野ネストビールのHOP FEST 2019です!
こちらのベースはジャパニーズウィート。
大麦麦芽も小麦もホップも、全て日本国内で作られた純日本製のホワイトエールです。
普通ホワイトエールはホップを効かせすぎない方がいいですが、フレッシュホップなら瑞々しさが小麦のフルーティさとマッチするので、飲みやすく仕上がっていました!
合わせたお料理は、天使のエビのカルパッチョです!
車エビよりもアミノ酸の含有量が高く、「甘くて濃厚」と大人気の『天使のエビ』。
それを贅沢にカルパッチョにしちゃいました!!
ぷりっぷりのエビに、口当たりの良いフレッシュホップのビールは大変好相性。
グラマラスな香りと瑞々しさ、爽やかな苦味が磯の香りとめちゃくちゃマリアージュしているので、どちらかというとペールエールベースのスプリングバレーの方が合っていましたね。
ハーブの使われているドレッシングとエビを味わったあとにビールを飲むと、ホップは香草なんだなということを実感させられます。
そのままで食べるよりも、ビールを合わせた方が遥かに旨みが増します!
天使のエビって普通のエビとどう違うの?
まず天使のエビという名前の由来から!
皆さんは”天国に一番近い島”ってご存知ですか?
そう、ニューカレドニアです!!
そんなニューカレドニアの奇麗な水で育てられたエビだから、「天使のエビ」って名前だったんですね!
そもそものエビの品種で言えば、スーパーなどでもよく見かけるブラックタイガーと同じモノ。
そんな天使のエビとブラックタイガーが、育った環境や餌で美味しさが全然違う感動を是非味わってみて下さい!
ちなみに、今回紹介したカルパッチョは胴体の殻だけ剥いて、一瞬茹でて氷水に入れています!
そうすることで、表面は茹でたプリっとした食感、中は半生のトロっとした食感で美味しさも爆増しますよ!
次回はもうひとつのお料理のご紹介です!
お楽しみに!!