前回は、グラスの保管温度を変えることでビールにどのような影響が出るか?をレポートしました!
読んでいただけたでしょうか??
今回は、逆に“グラスの温度を一定にして、ビールの保管温度を変えるとどうなるか”の実験をしました!!
前回よりもかなり顕著な結果になりましたね。
早速レポートしていきます!
今回の実験の目的
“保管場所の温度によって、ビールにどのような影響が出るか”を調べます!
前回同様、常温・冷蔵・冷凍で区別します。
実験の方法
ビールは前回と同じくキリン 一番搾りを用います!
小さめの250㎖缶を、同じ日に同じ場所で購入し、すぐに
⚫︎常温の棚
⚫︎冷蔵庫
⚫︎冷凍庫にしまいます。
半日後、開栓してグラスに注いだら、すぐに温度を計り、味わいの違いを比べます。
グラスは、直前まで常温でしまっており、実験の直前に冷水でゆすいでいます。同じ大きさ、同じ形のものを3つ用意しました。
気になる結果は!?
常温
ひと口飲んだ瞬間「うん………。」となりました。。
味はたしかに一番搾りなんですが……。
エグ味、苦味、雑多な余韻、ビールを飲むうえで不愉快とされるものが凝縮しているようです。
これだから「ぬるいビールはまずい」と言われるのでしょうね。
冷蔵
おいしい!!
これですよこれ!!!
麦芽とホップのちょうど良い主張、適度な炭酸と喉ごし。
7〜9℃が一番搾りの適温なんだと感じました!
冷凍
最初に言っておきますが、ビールは90%以上が水でできているお酒です。
冷凍庫に入れたら、もちろん凍ります。
だからこんなことは、絶対にしてはダメです。
今回は実験のため、ビールちゃんに謝りつつ冷凍庫へ寝かせましたが、決して真似しないでください。
冷凍されたビールがどうなるかというと……
まず、開きません。中が凍っているからです。
プルタブを立てて少し空気を入れると、凍っていないアルコール分とエキス分が吹き出してきます。
水分だけが置いてけぼりにされているので、出てくる泡を舐めてみると、めーーっっちゃ濃いです!!
私でも身体が拒否反応を示すほどの、アルコールと麦汁のやばい濃縮液になっています。
その吹き出した泡が落ち着くのを待って温度を測ってみると……当然、氷点下近い温度でした。
もう一度言います。
おいしいとかまずいとかの次元じゃない。
決して真似しないでください。
今回の実験結果を踏まえての考察
まとめると...
常温ビール | おいしくない |
---|---|
冷蔵ビール | おいしい |
冷凍ビール | やばい(語彙力 |
参考になりましたか??笑
今回はピルスナーだったので、冷蔵して飲むのが一番おいしいという当たり前の結果が出ましたね。
またエールビールの適温も探してみたいですね!
それと今回、改めて気付かされたのが常温に近いほど泡がたちやすく、冷えているほど控えめだということです!
ビールの中に溶けておける炭酸ガスの量の問題なのかと思います。
お酌をする際の参考にしてください!
「こんな実験もしてほしい」などがあれば、いつでもご相談くださいね!!DMやコメントお待ちしております!!!