どうも、クリスマスまでに彼氏ができる気配が皆無、もはや諦めの境地に入っているいむらです!
皆さんはクリスマスの準備はお済みですか?
一緒に過ごすパートナーの確保にはじまり、ケーキにプレゼントに靴下に、用意するものが盛りだくさんですね。
もちろんビールも!!
これは忘れてはならないですね!
昨年は、
・クリスマスビールってなに?
・代表的な銘柄は?
についてご紹介しました!
前回ご紹介した4銘柄は、非常にメジャーどころなので今年も楽しめます!どれも非常におすすめです。
しかーし!!もう少しマイナーなところでも、おいしいビールはたくさんあります!!
あまりマイナーだと、来年は入ってくるのか、そもそも来年は作られるのかもわかりませんが。。
というわけで今回は、今年は買える!(だって通販にあるから!)けど来年はわからない!?機会があるうちにぜひ飲んでいただきたいクリスマスエール!2021版をお届けします!!
素敵なビールで、皆さまのクリスマスより楽しいものに彩られることを願っています!
*前回ご紹介の4銘柄は、私も愛飲しているビールたちです。が、今回ご紹介するのは未だ飲んだことのない銘柄もございます!(毎年レシピが変わるものもありますしね)
「飲んでみたい!」という気持ちも込めてご紹介しておりますので、飲めた方は感想など教えてもらえると嬉しいです!!
SANTA BEE
フランダース地方の蜂蜜入りビールということで、最近じわじわと人気に火がついているビーケン。
ベルギーへ旅行された方からの「おいしくて忘れられない!」から口コミで知名度が上がってきているのを感じますね。
そんなビーケンのボーレンス醸造所からリリースされるクリスマスエールが、このサンタ ビーです!!
ビーケンのラベルの女性がサンタクロースに扮しているのがとっってもキュートですね!
ビーケンお得意の蜂蜜がしっかりいきているのはもちろん、カラメルや干しぶどうのようなウィンターエールの特徴をしっかり押さえたダークエールですね。
少しアルコール度数が高め(8.5%)なので、お酒が好きな方へのクリスマスプレゼントにももってこいな1本です!
ROGUE Ales SANTA'S PRIVATE RESERVE ALE 2021
ROGUE Alesは以前の記事で、キャラメルシフォンケーキに合うビールということでヘーゼルナッツ・ブラウンネクターをご紹介しました! ROGUEヘーゼルナッツ・ブラウンネクターってどんなビール? ビール ローグ ヘーゼルナッツ ブラウンネクター 355ml 複数本ラッピング・熨斗不可 (75654)(ca) アメリカ beer(74 ... 続きを見る
ナッツの味がするビール!ROGUE ヘーゼルナッツ・ブラウンネクター× キャラメル シフォンケーキのマリアージュ!
そんなROGUEが毎年クリスマスに向けて醸造するビールが、「サンタズ・プライベートリザーブ」です!!
公式HPには「2017年以来、毎年このスペシャルエールを作っているんだよ。本物のサンタクロースの要望でね!」とのこと!笑
本物のサンタクロースの希望は、チェリーとラズベリーを使ったベルジャンダークエールなんだそうですよ!
これはぜひ飲んでみなくてはなりませんね!!
Bush de Noel
皆さんはブッシュ・ド・ノエルと言えば、何を想像しますか?
たいていの方は、薪がイメージされたクリスマス用のロールケーキが思い浮かぶことと思います。
しかしビールオタクにとって“ブッシュ・ノエル”といえば、ベルギーのデュブイソン醸造所のクリスマスビールなんですよ……!!
デュブイソン醸造所は、1769年からデュブイソン一族によって営まれてきた醸造所です。
デュブイソン(「薮」や「茂み」の意味)を英訳すると「ブッシュ」。
アメリカのアンバイザー・ブッシュに「同名だからややこしい」といちゃもんをつけられ、名前を変えさせられるという不遇な時代もありました。。
そんなブッシュの「ノエル」(「クリスマス」の意味)、それがブッシュ・ノエルです!
香りは非常にフルーティで、見た目に反して意外と飲みやすいですが、クリスマスエールの中でもトップクラスのハイアルコール(12%)です!!
全体のバランスが非常にとれているのでけっこうさらっと飲めてしまいますが、飲んだあとはしっかり酔いがくるので注意が必要です。。
今なら通常サイズのブッシュ・スペシャル・ノエルにグラスがついたクリスマス限定セットがある他、大瓶のブッシュ・ノエル・プレミアムもあります!
クリスマスのディナーの最後、丸太のケーキのおともに、コーヒーの代わりに合わせていただきたいビールです!!
南信州ビール クリスマスエール
南アルプスの山麓、標高800mの大自然の中で作られるエールビール、それが南信州ビールです!
中央アルプスの雪解け水を豊富に含んだ地下水を使い、4種類の定番エールと、6種類の季節限定ビールを醸造しています。
今回ご紹介するクリスマスエールは、11月〜12月にリリースされる季節限定ビールのひとつです!
南信州ビールの全ラインナップの中で最もハイアルコール(7.5%)。
カラメルモルトの甘みとビタリングホップの苦味、ホップのアロマが調和した中濃色です。
中濃色&副原料を使っていないようなので、今日ご紹介するラインナップの中では一番あっさりと飲みやすく、日本人の好みにも合うかもしれませんね!
セント・ベルナルデュス クリスマスエール
私も大好きだし、ビール通常でもかなり高評価な(「好みじゃない」という話を聞いたことがない)銘ビール、シメイ・ブルーがもともとクリスマスのために作られたものだというのはご存知でしたか?
そもそも教会で醸造されるトラピストビールは、クリスマスやイースターなどの行事には欠かせない存在です。
そんな中でもシメイ・ブルーはあまりにも人気になったため、通年で醸造されるようになりました。
上記記事でもご紹介の通り、トラピストを名乗るのは厳格な条件があります。
ただ修道院も敷地に限りがあるし、ビールを作る以外にもやることがたくさんあります。
何より修道院に行かないと飲めないなんて、一般市民には耐えられない(うまい酒は下町の酒屋でも飲みたい)!
というわけで、トラピストビールのレシピをもとに一般の醸造所が委託醸造を始めました。それがアビィビールです。
今回ご紹介するセント・ベルナルデュスは、「幻のトラピストビール」と言われるウェストフレテレンが唯一委託醸造したアビィビールです!!
“にこやかなカメラ目線のおじさん”のラベルは、アビィビールの代名詞として親しまれていますね。
そんなセント・ベルナルデュスのクリスマスエールが、今回ご紹介するビールです!
ウェストフレテレンとセント・ベルナルデュスでしか使われないという特有の自然酵母による、独特なアロマがあります。
ナッツやリコリス、チョコレートの風味を感じる、「これぞ!」と言うべきクリスマスエールですね。
赤みを帯びた濃褐色の色合いに、聖夜の夜更けを感じるビールです!
今年のクリスマスビールは今年しか飲めないと心得よ!
気になるビールは見つかりましたか??
毎年醸造されているビールが多いですが、作ってはいても日本に突然入って来なくなるのが日常茶飯事の海外ビールや、コロナ禍の影響で「シーズナルビールは作れない、定番ラインナップで精一杯」という状況のクラフトビール業界では、ビールは本当に一期一会です!!!
私も何度、過去のマリアージュで「おいしかったから伝えたい!」と思ったのに、ビールが輸入されてない・販売中止になってる所為で記事をボツにしたことか。。。
少し前の記事でも「推しは推せるときに推せ」と言いましたが、クリスマス限定ビールなんてほんとに来年も飲めるかわかりません……!!
皆さまが後悔しないクリスマスを過ごさせれるよう、遠くから祈っております!!