以前の記事で、IPAの魅力を熱く語りました!!
今回は、皆さんおまちかね!のIPAを使ったマリアージュをご紹介します!!
このマリアージュは、Swellのタップマルシェ導入で週替わりのマリアージュを毎週ご用意します企画!!の第6週目でお出ししたものです!
当時はお客様から大好評をいただき、実食した私も「これ考えた人、天才じゃね??あ、もしかして自分???」と感動した、伝説のマリアージュです!
早速見てみましょう!!
お料理は皮パリチキンステーキ ケッカ風ソース
見てください!!このおいしそうな写真!!!
IPAに合わせますのは、“チキンステーキ”でございます!!!
見てるだけでお腹が減ってきますね〜。
IPAは苦味が強いので、淡白な鶏肉が合うんです!
唐揚げなどでもおいしいのですが、旨みを閉じ込めたステーキにすると、よりIPAの香り高さが引き立ちます!!
私がこだわったのは“ケッカソース”。
ケッカソースとは「冷たいトマトソース」という意味のイタリア語です!
トマトとバジル、にんにくで作られるシンプルなソースで、イタリア料理ではパスタや前菜などあらゆる場面で使えます!!
トマトには甘味と酸味があるので、苦味の強いIPAを合わせるとバランス良くまとまります。
またバジルは、ホップの香りと引き立てあいます。
鶏肉のジューシーさ
トマトの爽やかな酸味
IPAのキリっとした苦味……。
全てが完璧に合わさって、「まるで最初からIPAを飲むことが必然だったのでは?」と思わせられます!
皮パリチキンステーキ ケッカ風ソースの簡単な作り方
トマトを7mm角に切り、細かくちぎったバジル(手に入らなければ大葉でもOK)と混ぜます。
チキンコンソメ・Exオリーブオイル・半割にしたニンニク・塩胡椒・バルサミコ酢で味を調えます。
ガーリックが好きな方は、割って入れるのではなく、すりおろして入れても良いかもしれません!
これでケッカ風ソースは完成!
ツナを足して、バケットにのせれば前菜としても使えますし、カッペリーニ(細いパスタ)と和えれば冷製パスタにもなるスグレモノです!
鶏モモ肉のスジや軟骨を取り除き、半分に切ります。
半分に切った鶏肉を観音開きにして、厚みを均一にします。
開いたのがこんなカンジ。
そして!久々の登場!
ステーキシーズニングで両面に下味をつけます。(なければ塩コショウでOK)
ココが皮パリチキンステーキのポイント!
皮目にだけ小麦粉を付けます。
少し多めのオリーブオイルで、皮目を下にして焼きましょう。火は強めでOKです!
皮目がパリっとして黄金色になったらひっくり返します。
ひっくり返した後も、油をスプーンで皮にかけて更にパリっとさせていきましょう。
チキンの中まで火が入れば完成です!
好きな大きさに切って、食べる直前にケッカソースをかけましょう!
いむらが皮パリチキンステーキ ケッカ風ソースと合わせたIPAは!?
Swellのタップマルシェマリアージュ企画では「FAR YEAST 東京IPA」というFar Yeast Brewingが醸造するベルジャンIPAを使いました!
ベルジャン酵母とアメリカンホップによる華やかな香りが特徴のビールです。
このマリアージュにはイングリッシュIPAも合いますが、アメリカンIPAの方がよりトマトやバジルとの親和性が高いかなと思います。
いろいろなIPAで試してみてくださいね!!
またこの記事を読んでいる方は、クラフトビールを提供する側の方も多いことと思います。
鶏肉とトマトはよく扱う食材だと思うので、お店の味に合わせていろいろアレンジしてみてください!
IPAに合うおいしい調理法がわかったら、また教えてくださいねー!