前回の、オクトーバーフェストと6大醸造所についての記事はもう読んでいただけたでしょうか!?
今回の記事はその続き、日本のオクトーバーフェストで、ビールを提供している側からの視点からのオクトーバーフェストの楽しみ方や注意点を紹介する記事となっているので、まだ読まれてない方はそちらを先に読んでくださいね!
乾杯の歌を覚えよう!
会場ではだいたい2時間に一度、楽団による生演奏が行われます!
その際、何度か「乾杯の歌」が歌われますので、皆さんで合唱していただき、一緒に乾杯していただきたいですね。
カタカナで覚えやすく書くので、少しだけでも覚えてきてください!!
乾杯の歌
アイン・プロージット
(乾杯しよう)
アイン・プロージット
(乾杯しよう)
デア ゲミュートリッヒカイト
(みんな集まったし)
アイン・プロージット
(乾杯しよう)
アイン・プロージット
(乾杯しよう)
デア ゲミュートリッヒカイト
(みんな集まったよ)
[ここまでが歌、ここからかけ声]
アイン、ツヴァイ、ドライ、ズッファ!
(1、2、3、せーの!)
プロースト!!!
(乾杯!!!)
4年前の長居公園での最終日、最終ステージ。
超超満席の中、最後の乾杯が行われたときの凄まじい「プロースト!!」の声とグラスの音を思い出すと、感動で今でも胸が震えます。。
コロナ禍が終息したら、ぜひみんなでまた「プロースト!!」しましょう!
楽団のトランペッター、ペーターさんと一緒に写真を撮ってもらえて、嬉しさと緊張のあまり固まっているいむら(王冠のイヤリングをしています)
乾杯はグラスの底で
このプローストの瞬間、盛り上がりすぎてグラスを勢いよくぶつけすぎる事故が多発します。。
グラスの口の方は薄いので、底の分厚くなっているところ同士をこつんとぶつけるようにしましょう!
グラスは返却しましょう
グラスはデポジット制で、ビール代と一緒にグラス代として最初に1000円預かっています。
飲み終わったら、グラスは購入店へ返しにいきましょう!そうすれば預かり金の1000円を返してくれます。
ただし、汚れていたり割れているとデポジット代を返してもらえないので注意が必要です!
また2リットルや3リットルグラスなど特別なものは、デポジット代が高額になります!!
……ここだけの話ですが、デポジット代を支払えば、グラスはお持ち帰りしても構いません!(お店の方にひと言お声掛けください)
私はそれでいくつかかわいいグラスをお持ち帰りしたことがあります!!
帰りに割れないように注意が必要ですが、皆さんも楽しいひと時の記念にいかがでしょうか?
民族衣装を着てみよう!
会場には、いろいろな格好の方がいます!
ビールの被り物、各ブルワリーのグッズを身につけている方などなど。
ここで特におすすめしたいのは、ドイツの民族衣装を来てくること!!
入場料が必要な会場だと入場無料になったり、何かと特典がありますよ!(会場によって異なります!)
日本人には少し恥ずかしいかもしれませんが……女性はディアンドル、男性はレーダーホーゼンに、ぜひ挑戦してみてください!!
自分の殻を破ろう!
オクトーバーフェストの会場は、俗世と切り離された非日常の世界です!
音楽が鳴り始めると、みんなで踊ったり列車になったりします!!
はじめて天王寺公園のオクトーバーフェストに参加した時(8年前……?)、人見知りの激しい私はなかなか席から立てませんでした。
が、お隣さんの強いお誘いもあり、ビールに勢いを借りてみんなと踊ってみました。
そしたら、もう楽しくて楽しくて!!何もかも忘れて笑顔になることができました。
「絶対いやだ、絶対にビールの前から動かないぞ、静かに演奏を聴き入るんだ」という方を無理に誘ったり、そういう方を「白けるわ〜」と貶すようなことはいけません。
しかし、「踊ってみようかな……」「シャイな自分を変えたいな」と少しでも思うのであれば、ぜひ一緒に踊ってみましょう!!!
またオクトーバーフェストを楽しめる日が来ると信じて!
昨年に引き続き今年も、本家オクトーバーフェストは中止が発表されました。。。
一体いつになったら屋外フェスを楽しめる日が戻るのでしょうね。
少しでもお祭り気分を味わっていただくため、本記事は写真多めでお送りしました。楽しんでいただけましたか??
オクトーバーフェスト気分を少しでも味わえるよう、ホフブロイをブーツ型グラスに注いでみました!
また一緒に乾杯できる日まで。乾杯の歌を練習しながら、ともに待ちましょう!!!