日ごとに日没が早まり、夏の終わりを実感しますね。
この時期、関西ではビアギークの血が騒ぐ恒例行事があります!
それは、“桃ヴァイツェンを制覇すること”です!!
関西圏以外の方には馴染みがないかもしれませんね。
まずは“桃ヴァイツェンはなぜ制覇しなければならないか?”から説明しましょう!
桃ヴァイツェンとは?
なぜ桃ヴァイツェンを飲むのかって??
そもそも桃ヴァイツェンとは、大阪を代表するクラフトブルワリー、箕面ビールさんが2009年から作り続けている『国産桃ヴァイツェン』のことです!
毎年4種類の桃が使われ、
桃ヴァイツェンの時期
暑い時期:早生
夏の終わり:白鳳
秋の過ごしやすい頃:清水
紅葉の頃:川中島
と、桃の種類違いで順次発売されていきます。
もちろん、桃が違うと味わいも違います!
また国産の天然桃なので、年によって熟れ具合なども違うので、それを味わうのも通の楽しみ方です。
関西のビアギークには、桃ヴァイツェンが繋がっているのを見るとつい注文してしまう遺伝子が組み込まれているのです!!
飲むことができたので、注いだ際の動画もUPしています!
試してほしいマリアージュ!
これは一昨年、“白鳳”の桃ヴァイツェンを飲んでいたときのこと。
お通しで出していたミックスナッツを食べていた友人が「このアーモンドに桃ヴァイツェン、めっちゃ合う!」と言うので試してみたところ、超絶マリアージュしていたのです!
実は私、豆類が苦手なので滅多に口にしないのですが、生まれて初めて「アーモンドおいしい……!」と思えました!!
その後他の豆類(マカダミアナッツやカシューナッツ)と合わせてみましたが、全然違う。
アーモンドの香りとほのかな塩味が、桃ヴァイツェンの豊かな甘味と見事に調和し、まるで最初からひとつだったかのように収まっていきます。。
“好きでない食べ物でもおいしく感じる”これがマリアージュの力なんです……!!
ちなみに、リンデマンスのペシェリーぜでも試してみましたが、アーモンドとの相性は今ひとつでしたね。
小麦主体であること、ヴァイツェン由来のフルーティさや酵母感も大事みたいです!
桃ヴァイツェンを追いかけよう!
例年であれば、桃ヴァイツェンは4種とも人気すぎて、「樽生の予約開始日には、日付けが変わる直前からパソコン前に待機しないと売り切れる」とか「コネやらなんやらを使っても、希望した半分の量しか仕入れられない」などの噂が立つほどです。
しかし昨年は飲食店需要が減ったためか、瓶での市販もされていましたね。
今年も飲食店がほとんど機能していないので、市販や通販などで手に入れやすいのではないでしょうか!
樽生を飲めないのは残念ですが、お家でゆっくりマリアージュを楽しめる機会です!
ぜひ桃ヴァイツェンとアーモンドで、深まる秋の夜長をまったり過ごしてみてくださいね!!
桃ヴァイツェンは現在白鳳までが販売終了していますが、例年通りならもうすぐ清水の桃ヴァイツェンが販売されると思われます!
https://www.minoh-beer.jp/
↑上記の箕面ビール公式ページで購入可能なので、是非お試しくださいね!