前回ご紹介した通り、池光エンタープライズさまから「うちのビールを紹介してほしい!」とのご依頼をいただき、マリアージュさせてみました!!
今回は第2弾でございます!
池光エンタープライズさまからは3銘柄のビールを受け取ったので、3種類のマリアージュをご用達したんですが、
3つとも「イベントで出せるレベル……!」なハイレベルマリアージュが完成してしまいましたね!!
中でも、今回ご紹介するマリアージュは
と思ってしまうほど、自信のあるマリアージュです!!!!
どこでも市販されているビールではないので難しいかもしれませんが、是非ぜひこの感動を味わっていただきたいですね。
それでは早速、ビールのご紹介からです!
パゴア オリア・ピルスナー
パゴアは、フランスとの国境バスク地方生まれのスペインビールです。
バスク地方の原料を使い、保存料や添加物などは一切使わない伝統製法を特徴としています。
オリア・ピルスナーは、ナバラのモルトと、ヨーロッパのホップを使ったピルスナーです。
ビスケットやキャラメルのようなモルト由来の甘みと、刈り草や紅茶のようなホップ由来の香草ぽさがあります。
ひと口飲んだ感じとして、言われなければピルスナーだとはわかりません。。
かなり独特な、今まで飲んだことのないクセがあります。
ピルスナーには当然あると思っている、ビールの代名詞とも言える「飲み口の爽やかさ、喉ごし」がほとんど感じられませんでした。
どちらかというと、とろみや吟醸香を感じます!
もはやこれは……日本酒??
そう、純米吟醸酒のような味わいがあります!!
ピルスナーだと思って飲むと「思ってたんと違う!」となりますが、これはこれでおもしろいビールです!
いろんなスタイルを飲み慣れた方にこそおすすめしたいビールです。
そんなパゴア オリア ピルスナーと合わせるお料理は!?
バスクと言えば、美食で有名な街です。
そのバスクの郷土料理の中に、鱈のピルピル(オリーブオイル煮)というのがあります。
やっぱり故郷合わせは合う。
でもおもしろくないよなぁ……
故郷の食材を使いつつ、異国のアレンジにできたら……
できれば、オリア・ピルスナーの日本酒っぽさをもっと引き出したい……
あれ?
日本には、鱈を使った日本酒のアテにぴったりなお料理があるじゃないか……!!
というわけで、今回は白身魚の西京焼きをご用意しました!!
冒頭でも申し上げた通り、このマリアージュは神がかってます。
オリア・ピルスナーのまろやかなクセと、西京焼きの味噌が、完璧に調和します。
白身魚の、旨味が詰まったタンパク質に、オリア・ピルスナーのキャラメルっぽいモルトと、刈り草のようなホップ香が絶妙に絡みあい、高いレベルで着地します。
オリア・ピルスナーだけだと、独特なクセで飲みにくい方もいるかもしれません。
また西京焼きだけでは、強い味わいできつく感じる場合もあるでしょう。
しかし、このふたつをマリアージュさせると……
お互いのトゲを和らげ、かつ良い点を引き出していて、お箸とグラスが止まらなくなります!!
この写真の魚は、マナガツオ、鰆、鯛、ノドグロです。
普段は魚とビールは合わないと思われがちですが、どれも甲乙つけがたくおいしかったです!!
このマリアージュを試したあと、改めて銀鱈、鮭、イカゲソ、鯛で試してみました。
非常に悔しいことに、おいしさのあまり写真を撮るのを忘れてしまいましたが……。
銀鱈と鯛はやはり抜群に合っていましたね。
イカゲソだとクサみが強すぎて、白身魚たちには及びませんでした。
やはり鱈、それか鰆や鯛などの白身魚の西京焼きがおすすめです!!
パゴア オリア ピルスナーの情報
パゴア オリア・ピルスナー PAGOA Horia Pilsner
スペインとフランスの国境バスク地方のクラフトビール。
エウスカルガラガルドーア社は1998年の創業以来、バスクの原料を使用し、保存料・添加物は一切使わない伝統的な製法にこだわってビールを製造。
ラベルの模様は、1000年以上の歴史のあるバスク伝統のシンボルをヒントにデザイン。
オリア・ピルスナーは、ナバラのモルトが醸し出す、焼きたてのパンやビスケット・キャラメル、加えて美しいホップの香りが第一印象のビール。
次第にメロンの様な香りもあらわれてくる。
味はヨーロッパのピルスナーに近く、ホップの苦味も感じられる。
公式のフライヤーはコチラ
商品情報
商品名 パゴア オリア・ピルスナー
原産国 スペイン
容量 330ml
アルコール度数 4,9%
カテゴリー ビール
タイプ ピルスナー
メーカー エウスカルガラガルドーア
テイスティング情報
色の濃さ 3
香りの強さ 3
フルーティーさ 3
苦味 3
コク 3